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2024.11.16
2024.11.16
幹部社員たちと知覧特攻記念館に行った後は、
かつての特攻兵の最期の拠り所であり、
多くの特攻兵たちを見送ってきた鳥濱トメさんのお孫さんが経営と語り部をされている、富屋旅館での研修でした。
日本の未来と復興を託して、祈りと願いを込めて飛んだ特攻兵の方々から学ぶことは多く、
本気とは、必死とは、そして人間の本質や願い。
道徳に近い部分もあるのですが、多くの学びと気づき、命と日常の大切さを社員と一緒に学びました。
彼らに未来を託された今を生きる私たちは、恥じぬ生き方をしているか?
今を全力で必死で生きているか?
やり切らない甘さを一掃する学び。
私の本気と同じレベルに社員たちを引き上げるための研修でもありました。
(私自身は無限に成長します)
人こそが最大の可能性。
未来を創るのは、我々自身だ!!
ご縁に感謝。
2024.11.16
南海トラフ地震の注意報が記憶に新しいですよね。
お客様の立地を大きく左右するのが、私たち住宅会社であり、営業たちになります。彼らが本気でお客様と向き合い、できる限り津波に呑まれないエリアに引っ越して頂きたい。
そんな願いを込めて。大変お金もかかるのですが・・
営業たちを津波で最大の被害(74名)を出してしまった石巻市の大川小学校に一緒に連れて来ました。
情報として知っている程度では非力なんです。。
住宅会社の社長だけが知った気になっても無力なんです。。
私は3回目でして、彼ら営業たちが『本気』でお客様と向き合うためには、
連れて来て津波の本当の恐ろしさ、遺族の悲しさに直接ふれさせなければ・・と思っていました。
多くの方が、『津波に呑まれないエリア』を希望してくださるのですが、
一定数は津波に『呑まれる』エリアを希望されるご家族様がいらっしゃるのもまた事実です。
気合いを持って、ご家族様の未来を真剣に考えて、
熱量を注ぎ込んで希望エリアから引越していただく。
(けっこう簡単ではないんです)
※私たち建匠もできる限り津波に呑まれないエリアの土地仕入れをしています。
お話しを聞かせていただいた語り部の方は、
奥様、娘(小学3年)、お父様を津波で亡くされたご遺族です。
私にも妻も子供もいるので、聞いていても本当に辛く苦しい思いでした。
学びのポイントは
①津波の本当の怖さ
②トップのジャッジミス
この2点になります。
①河川津波
陸を走る津波とでは、速度も威力もケタ違いに大きな被害が出る。
ハザードマップは当てにならない。
②トップのジャッジミス
これは会社組織や、ご家族のトップにも同じことが言えます。
大川小学校の74名の被害者はトップが正しい判断ができていればほぼ救えた命でした。
東日本大震災からできる限り多くを学び、未来の命を救えたらいいなと願っています。
そして、真の意味で人を育てることこそが
会社の使命だと思っています。
彼らの成長を信じて。
ご縁に感謝。