【建匠 : 高知の未来を学ぶ‥石巻市 大川小学校】
南海トラフ地震の注意報が記憶に新しいですよね。
お客様の立地を大きく左右するのが、私たち住宅会社であり、営業たちになります。彼らが本気でお客様と向き合い、できる限り津波に呑まれないエリアに引っ越して頂きたい。
そんな願いを込めて。大変お金もかかるのですが・・
営業たちを津波で最大の被害(74名)を出してしまった石巻市の大川小学校に一緒に連れて来ました。
情報として知っている程度では非力なんです。。
住宅会社の社長だけが知った気になっても無力なんです。。
私は3回目でして、彼ら営業たちが『本気』でお客様と向き合うためには、
連れて来て津波の本当の恐ろしさ、遺族の悲しさに直接ふれさせなければ・・と思っていました。
多くの方が、『津波に呑まれないエリア』を希望してくださるのですが、
一定数は津波に『呑まれる』エリアを希望されるご家族様がいらっしゃるのもまた事実です。
気合いを持って、ご家族様の未来を真剣に考えて、
熱量を注ぎ込んで希望エリアから引越していただく。
(けっこう簡単ではないんです)
※私たち建匠もできる限り津波に呑まれないエリアの土地仕入れをしています。
お話しを聞かせていただいた語り部の方は、
奥様、娘(小学3年)、お父様を津波で亡くされたご遺族です。
私にも妻も子供もいるので、聞いていても本当に辛く苦しい思いでした。
学びのポイントは
①津波の本当の怖さ
②トップのジャッジミス
この2点になります。
①河川津波
陸を走る津波とでは、速度も威力もケタ違いに大きな被害が出る。
ハザードマップは当てにならない。
②トップのジャッジミス
これは会社組織や、ご家族のトップにも同じことが言えます。
大川小学校の74名の被害者はトップが正しい判断ができていればほぼ救えた命でした。
東日本大震災からできる限り多くを学び、未来の命を救えたらいいなと願っています。
そして、真の意味で人を育てることこそが
会社の使命だと思っています。
彼らの成長を信じて。
ご縁に感謝。