【賃貸】優良物件の探し方のコツ7選!おすすめの流れや失敗談も紹介
新生活を始める上で、お部屋探しは重要なポイントです。
優良物件の条件は人それぞれですが、お部屋探しの流れや、探し方のコツを知ることで、より自分に合ったお部屋が見つかる可能性が高まります。
お部屋探しの失敗談も紹介していますので、初めてのお部屋探しでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
そもそも優良物件の探し方のコツを知っておく理由は?
優良物件の探し方のコツを知っておくべき理由は、本当に自分に合った物件を見つけるためです。
希望条件にもよりますが、数あるお部屋の中から優良物件を選ぶことは簡単ではありません。
やみくもに探すのではなく、部屋探しのコツを掴むことが理想の部屋への近道といえます。
優良物件の探し方のコツ7選
お部屋探しをする上で、知っておくべき探し方のコツを7つ紹介します。
- 不動産情報サイトはこまめにチェックしておく
- 不動産会社とのコミュニケーションを密にしておく
- 少しでも良いなと感じた物件は内見に行く
- 理想の条件について優先順位を決めておく
- 条件に該当する物件は複数ピックアップしておく
- 入居前の仮押さえは原則不可
- 少しでも疑問や不明点があれば随時質問
順番に解説します。
不動産情報サイトはこまめにチェックしておく
不動産情報サイトはこまめにチェックしておくことが大切です。
ただし、こまめにといっても1時間毎にチェックする必要はありません。
1日1回、時間ができた時に不動産情報サイトを覗いてみましょう。
掲載物件は毎日更新されますので、定期的にチェックすることで理想の物件に出会いやすくなります。
不動産会社とのコミュニケーションを密にしておく
優良な物件と出会うためには、不動産会社とのコミュニケーションを密にしておくことも重要です。
不動産情報サイトをチェックしているからといって、必ずしも良い物件に出会えるとは限りません。
中には非公開物件といって、実際に不動産に行かなければ見つからない物件も存在しています。
まずは不動産に足を運んで、不動産会社の担当者に条件に見合う物件が出たら連絡するようお願いしましょう。
少しでも良いなと感じた物件は内見に行く
内見に回数制限はありませんから、少しでも良いなと感じた物件は内見に行くことをおすすめします。
気になった物件は他の人も狙っている可能性がありますから、なるべく早い内見予約をしましょう。
理想の条件について優先順位を決めておく
理想の条件が頭の中にある場合、優先順位を決めておきましょう。
物件の条件は人それぞれですが、100点満点の物件は存在していません。
例えば、家賃が安い物件を見つけたとしても、お風呂とトイレが一体型のユニットバスだったということもあり得ます。
さらに極端な話、家賃3万円ほどでなおかつオートロックの高層マンションは見つかりません。
理想が高過ぎると見つからないので、完璧すぎる条件は避けましょう。
条件に該当する物件は複数ピックアップしておく
条件に該当する物件は1件に絞る必要はなく、2〜3件ほどピックアップしておくことをおすすめします。
その中で第一志望を決定し、埋まってしまった時のことを考えて第二・第三候補の物件を見積もっておきましょう。
入居前の仮押さえは原則不可
内見は何回でも可能ですが、1件気に入った物件があったけれど入居前の仮押さえは原則不可となっております。
物件は常に早い者勝ちですので、引っ越しシーズンである1月〜3月は決断力が勝負の分かれ道です。
少しでも疑問や不明点があれば随時質問
実際に住む可能性がある物件の疑問や不明点は、些細なことでも良いので担当者に質問しましょう。
「気にはなるけれど大した問題ではない」と決めつけて入居してしまうと、後々後悔する可能性があります。
遠慮する必要はないので、随時質問しましょう。
優良物件の探し方でおすすめの流れ
優良物件を見つけるためにも、お部屋探しの流れを把握しておきましょう。
おすすめの流れは、以下の通りです。
- 家賃を明確にする
- 最低限の間取りを決める
- 最低条件を設けておく
- 不動産情報サイトを利用する
- 不動産に行って内見依頼をする
- 賃貸契約をする
順番に解説します。
家賃を明確にする
住みたいエリアを決めるのと同時に、家賃を明確にしておくのも大切です。
家賃は住むエリアによって大きく差が出ますので、希望のエリアの家賃相場と予定している家賃を比較してみましょう。
ちなみに、観光客が訪れやすい繁華街や駅近に大型ショッピングモールなど施設が整っている市街地などは家賃が高めに設定されています。
さらに、一般的に家賃は収入の1/3程度に留めておくことが最適だといわれています。
生活費を多少節約すればもう少し家賃に充てられますが、急な出費などが発生することを考えると現実的ではありません。
最低限の間取りを決める
住む人数によって間取りも異なるため、最低限の間取りは決めておきましょう。
1人暮らしなら1R〜1DKほどで、同居人がいるなら1DKほどがおすすめです。
家賃を少しでも抑えたい人は、少ない間取りを選びましょう。
間取りを選ぶ人の中には、趣味の部屋などを設けるために生活空間を分ける人も少なくありません。
料理はするけれど、寝室に料理の匂いを移したくないという人も1DK以上の間取りを選んでいます。
最低条件を設けておく
ここで細かな最低条件を設けましょう。
細かな条件というのは、最寄り駅までの距離やユニットバスなどのことです。
- ユニットバスではなく、お風呂とトイレは別であってほしい
- コンロはIHがいい
- 築年数は10年以下
- 駅から徒歩5分圏内
上記のように、条件は挙げたらキリがないので多くても3〜5個までにしておくと物件が探しやすいといえます。
不動産情報サイトを利用する
SUUMOやホームズなど、不動産情報サイトを利用して物件を探しましょう。
ここまでにいくつかの物件条件が決まっていますから、自分が求める条件に合った物件を複数比較してください。
同じ条件の物件が複数存在することもありますが、その場合は外壁やレイアウトの配置などをチェックしてみることをおすすめします。
不動産に行って内見依頼をする
気になる物件にある程度目星が付いたら、直接不動産に行って内見依頼をしましょう。
内見は当日に行える時もありますが、不動産のスケジュールに空きがなければ後日になります。
事前に不動産会社に連絡を取ってから足を運ぶことをおすすめします。
賃貸契約をする
内見が完了し、実際に自分の目で見て納得できたら賃貸契約をします。
賃貸契約には審査が入り、見事通過できれば本契約に進みます。
審査の基準は一般公開されることはなく、審査落ちした場合でもなぜ落とされたのかの理由は教えてもらえません。
ですが、契約者に家賃の支払い能力はあるかどうかの確認や、保証人や保証機関の可否などがチェックされているといわれています。
一般的に入居審査に要する期間は3~5日程度ですが、提出した書類に不備があるとその分期間が長引くので注意が必要です。
優良物件探しの失敗談7つ
優良物件探しの失敗例をピックアップしていますので、自分たちの部屋探しをイメージしながら見ていきましょう。
- 失敗談1:家賃が払えなくなった
- 失敗談2:収納が狭かった
- 失敗談3:日当たりが悪かった
- 失敗談4:追加駐車場が確保できなかった
- 失敗談5:景観が悪くなった
- 失敗談6:インターネット速度が遅かった
- 失敗談7:家族構成を考えずに部屋を決めてしまった
順番に解説します。
失敗談1:家賃が払えなくなった
失敗談の一つに、家賃が払えなくなったというものがあります。
どんなに良い条件の部屋でも、家賃の支払いに追われる状況では、快適な暮らしとはいえません。
手取り収入の3割程度を家賃の目安とし、家計に無理のない計画が必要です。
失敗談2:収納が狭かった
収納が狭かったという声も失敗談としてよく耳にします。
内見をせずに部屋を決める際は、特に注意が必要です。
新築や遠隔地など内見ができないケースでは、図面などを用いて収納量をチェックしておきましょう。
失敗談3:日当たりが悪かった
日当たりの悪さも失敗談の一つです。日当たりは実際に住んでみなければ分かりづらく、一度の内見だけでは判断できません。
外からでも良いので、時間をずらして複数回、確認することをおすすめします。
失敗談4:追加で駐車場が確保できなかった
敷地内駐車場の台数が少ない場合、追加駐車場が借りられないことも失敗談として挙げられます。
近隣でも見つからない場合、引越しを検討しなければならない可能性も。
駐車場台数を事前に確認することをおすすめします。
失敗談5:景観が悪くなった
景観が悪くなったという失敗談にも注意が必要です。
隣に新しい建物が建つことで、ベランダからの眺めが悪くなるケースがあります。
建物の周りに空地がある場合、事前に建築の予定がないかどうかを確認しておきましょう。
失敗談6:インターネットの速度が遅かった
備え付けのインターネット速度が遅く使えなかったという失敗談もあります。
インターネット無料の物件が増えていますが、一本の回線を分けて使うケースでは、時間帯により回線が混雑することも。
結果、自身で回線を引き直すことで、余計な出費が発生する可能性があります。
失敗談7:家族構成を考えずに部屋を決めてしまった
家族構成を考えずに部屋を決めることも失敗談の一つ。
具体的には、広い部屋が良いからと、単身でファミリー物件を選ぶケースが挙げられます。
ライフスタイルや価値観の違いにより、周りの音が気になったり、他の住民と馴染めなかったりといったリスクを考慮する必要があります。
優良物件の探し方の注意点
優良物件を探すために、覚えておきたい注意点を紹介します。
- 審査前に初期費用の交渉もなるべく行う
- 審査書類は丁寧かつ正直に記載
- 重要事項の説明は聞き流さない
- キャンセル可能は契約書を書くまで
- 鍵の受け取り後は室内を必ずチェック
順番に解説します。
審査前に初期費用の交渉もなるべく行う
一つ目の注意点は、審査前に初期費用の交渉も行うことです。
入居審査までに交渉内容をまとめておきましょう。
交渉のタイミングもテクニックの一つです。
審査書類は丁寧かつ正直に記載
審査書類は丁寧かつ正直に記載するように注意して下さい。
審査書類に不備があれば、審査期間が長引きますし、内容の虚偽は契約解除の要件となります。
お互いの手間を減らすためにも、審査書類は正確に記載しましょう。
重要事項の説明は聞き流さない
重要事項の説明を聞き流さないことも注意点の一つ。
契約内容を合意する上で、重要な内容となりますので、不明な点はその場で確認して下さい。
契約書ひな形で事前に内容を確認しておけば、安心して臨めるでしょう。
キャンセル可能は契約書を書くまで
入居申込のキャンセルは契約書を書くまでと覚えておきましょう。
契約書を取り交わした後は、キャンセルではなく解約となりますので、解約にかかる費用が発生することに注意が必要です。
鍵の受け取り後は室内を必ずチェック
鍵の受け取り後は室内を必ずチェックすることも注意点の一つです。
退去時のトラブルを防ぐためにも、入居時に室内の破損・汚損の状況を確認しておきましょう。
写真で記録を残しておく方法もおすすめです。
マイホーム購入という選択肢もある
ライフステージの変化に伴う引越しをお考えの方は、マイホーム購入も選択肢の一つです。
賃貸に比べ、より自分たちに合った暮らし方を実現できることが理由として挙げられます。
住宅ローンの支払いが家賃と同程度あれば、土地を含め資産として残るマイホームにお金をかけたいと感じる方が多いのではないでしょうか。
優良物件の探し方に関するよくある質問
優良物件の探し方に関するよくある質問をピックアップしてまとめています。
- 物件を探し始めるのは引越しの何ヶ月前が理想?
- 未公開物件の探し方はある?
- 「即入居可」と記載がある物件は即日入居できる?
- 選ばないほうがいい賃貸物件はある?
順番に解説します。
物件を探し始めるのは引越しの何ヶ月前が理想?
一般的に、物件を探し始めるのは1ヶ月前が理想とされています。
理由として、申込から入居開始までの期間が1ヶ月以内とされるケースが多いためです。
部屋の取り置きはできないので、無駄な家賃を抑えるためにも、引越しの1ヶ月前が目安といえます。
未公開物件の探し方はある?
不動産会社に直接問い合わせることで、未公開の新築情報や空き予定の情報が手に入ることがあります。
ポータルサイトには情報のタイムラグがあることが理由です。
「即入居可」と記載がある物件は即日入居できる?
入居審査や契約手続きが必要であるため、即日入居は現実的ではありません。
早く入居したい場合、営業日換算で最短入居日を不動産会社へ確認することをおすすめします。
選ばないほうがいい賃貸物件はある?
希望の条件は人それぞれ異なるため、一概にはいえません。
立地・間取り・家賃を総合的に判断して、自分の条件に合った物件を選ぶことが重要です。
まとめ:優良物件の探し方のコツを知って理想の暮らしを
ここまで優良物件の探し方のコツと流れについて解説してまいりました。
自分たちの理想の暮らしをイメージすることが優良物件に出会う近道です。
しかしながら、賃貸物件では理想の暮らしを実現できないケースもあります。
そんな時は、マイホームの建築も選択肢に入れてみるとよいでしょう。
建匠は家族の思いを込めたオンリーワンのお家づくりを提案しています。
賃貸住宅に満足できない方は、お気軽にモデルハウスへお越し下さいませ。