この記事では、新築内祝いのタブーについて解説していきます。
新築住宅を建てた際は身内や友人から、新築祝いを受け取ることが多くあります。新築内祝いとは、新築祝いに対して感謝の気持ちを示すためのイベントです。
この記事では、新築祝いのお返しにおけるマナーや縁起が良いアイテムについて徹底解説していきます。「新築内祝いとしてどのようなアイテムを贈れば良いのか」「贈ってはいけないアイテムはあるのか」などを知りたい人は、ぜひ最後までお読みください。
【この記事でわかること】
【行為】新築内祝い(お返し)のタブー 【贈り物】新築内祝い(お返し)のタブー 新築内祝い(お返し)に適した縁起が良いアイテムそもそも新築内祝いとは?
そもそも新築内祝いとは、新居を建てたり購入したりした際に、友人や家族から受け取った新築祝いへの感謝の気持ちを示すために行われる行事です。
「内祝い=お返し」ではありませんが、近年ではもらったお祝いに対するお返しとして「内祝い」という言葉が使われるケースが増えています。
通常は、新築祝いを渡してくれた人を招いて新しい家を披露する会を開催することが一般的です。新築内祝いは、披露会を行わなかった場合や予定が合わなかった人がいた場合に、品物を送ることで感謝の気持ちを伝えるものです。
新築引渡し時に渡すお礼については、以下の記事が参考になります。おすすめの品や手紙の渡し方も具体例付きで解説しているので、お礼の品について知りたい方はぜひお読みください。
【あわせて読みたい】
新築引渡し時のお礼は必要?おすすめの品や手紙の例・渡し方も徹底解説
【行為】新築内祝い(お返し)のタブー
ここでは、新築内祝い(お返し)においてタブーとなる行為を解説していきます。
新築祝いを受け取ってもお礼をしない お礼を電話で済ませる 贈るタイミングが遅い 相場に合わない品を贈る 熨斗(のし)を付けずに内祝いを贈る
順番に見ていきましょう。
新築祝いを受け取ってもお礼をしない
新築祝いを受け取ったら、必ず何らかの形で感謝を示すことが大切です。お返しをしないことは、相手の気持ちを軽視しているように受け取られかねず、関係が悪化する原因にもなります。
新築祝いは、新生活のスタートを喜んでくれる人からの心温まる贈り物です。その感謝の気持ちは、適切な形で伝えるべきでしょう。
お礼を電話で済ませる
お礼を電話で済ませてしまうのは好ましくありません。感謝の気持ちは直接伝えることが望ましいといえます。
言葉での感謝も大切ですが、新築内祝いは目に見える形で感謝の気持ちを示す機会です。直接会ってお礼を言ったり、心を込めた手紙やメッセージカードを添えた品物を送ったりすることで、より深い感謝の意を伝えられます。
贈るタイミングが遅い
新築内祝いを贈るタイミングが遅れてしまうことも、タブーとされています。
新築内祝いを贈る最適なタイミングは、新居に引っ越してから1〜2ヶ月以内です。新生活が始まってからあまりに時間が経過してしまうと、お返しを贈る意味合いが薄れ、失礼にあたることもあります。
新居への引っ越しが一段落して生活が落ち着いてきたら、新築内祝いを計画しましょう。
相場に合わない品を贈る
新築内祝いでは、相場から外れた品を贈るのもタブーです。
新築内祝いのギフトは、受け取った新築祝いの3分の1から半額程度が相場とされています。過度に高価なギフトを贈ると、相手に負担を感じさせることがあります。
反対に、相場を大きく下回るギフトを贈ると、感謝の気持ちがないと受け取られるでしょう。
贈る相手との関係性や受け取った祝いの内容を考慮して、心からの感謝を込めた品を選ぶことが大切です。
熨斗(のし)を付けずに内祝いを贈る
新築内祝いを贈る際には、熨斗(のし)を付けることがマナーです。5本か7本の紅白の蝶結びの水引が適しています。
表書きには「新築内祝」や「内祝」などと記し、送り主の名前も忘れずに記入しましょう。熨斗を付けることで、お祝いへの感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
【贈り物】新築内祝い(お返し)のタブー
ここでは、新築内祝い(お返し)においてタブーとなる贈り物を解説していきます。
火を連想させるもの 縁切りを連想させるもの 生活難を連想させるもの 別れや弔事を連想させるもの
順番に見ていきましょう。
火を連想させるもの
新築内祝いでは、火事や炎を連想させるアイテムを避けた方が良いでしょう。具体的には、主に以下のものが挙げられます。
ライター 灰皿 キャンドル バーベキューセット 赤色のアイテム
上記は新しい住まいの安全を願う場合には適さず、贈り物としては不適切とされています。
縁切りを連想させるもの
縁切りを連想させるアイテムも新築内祝いでは避けるべきといえます。具体的には以下が挙げられます。
包丁 ハサミ
上記のアイテムは縁切りを連想させるため、せっかくお祝いの想いを込めて送ってくれた新築祝いを無下にすることになるでしょう。
生活難を連想させるもの
縁切りを連想させる以下のアイテムも、新築内祝いでは避けたほうが良いでしょう。
現金 金券 商品券
上記のアイテムは、受け取った人が経済的に苦労しているという印象を与えかねません。新築のお祝いは、前向きで明るい未来を願うものであるため、贈り物もその願いに合ったものを選びましょう。
別れや弔事を連想させるもの
別れや弔事を連想させるアイテムもタブーとされます。具体的には以下のアイテムが挙げられます。
ハンカチ 茶葉 日本茶
ハンカチは、別れの際に涙を拭うためにも使用されるため、新築内祝いとしては不向きです。また、茶葉は仏事の贈り物として選ばれるため、新築という祝い事には適していないといえます。
新築内祝い(お返し)に適した縁起が良いアイテム
新築内祝い(お返し)に適した縁起が良いアイテムとして、主に以下が挙げられます。
カタログギフト タオル お菓子 食器類
カタログギフトは、豊富な選択肢から相手が好みに合ったものを選べるため、「選ぶ楽しみ」をプレゼントできます。また、カタログギフト自体に、縁起の良いモチーフがあしらわれているものもあります。縁起の良いデザインや縁起物のイラストが描かれたカタログギフトを選ぶと、より気持ちが伝わるでしょう。
タオルなどは、日常生活で必ず使う実用的なアイテムであり定番です。タオルを選ぶ際は、普段は購入しないような上質なものは感謝の気持ちが伝わりやすいためおすすめです。
お菓子は見た目が華やかで、味わい深いものが多いため、祝い事に適しています。特に、季節の果物を使った和菓子や、手作り感のある焼き菓子などは、受け取る人に対する心遣いが感じられるでしょう。ポイントは、相手の家族構成や好みに合わせて選ぶことです。
食器類は毎日の食事を彩る大切なアイテムであるため、美しい食器を使うことで日々の生活に小さな幸せを感じる瞬間を贈れます。選ぶ際は、受け取る人の好みやインテリアに合うものを選ぶことが重要です。
新築内祝いのタブーに関するよくある質問
ここでは、新築内祝いのタブーに関するよくある質問に回答していきます。
新築披露をする場合の内祝いは不要? 新築祝いのお返しに5,000円は高い? 友だちへの新築祝いのお返しは何が良い?
疑問の解消にお役立てください。
新築披露をする場合の内祝いは不要?
新築の披露会などを開催して友人や家族を自宅に招待する場合、内祝いは基本的に不要です。
なぜなら、披露会に来てくれたゲストに対して食事やおもてなしを提供し、その費用を負担することがお返しにあたるからです。
ただし、都合がつかず披露会に招待できなかった人や、新築披露だけでは見合わない高額のお祝いを渡してくれた人に対しては、内祝いを贈ることをおすすめします。
新築祝いのお返しに5,000円は高い?
新築祝いのお返しに5,000円が高いかどうかは、お祝いとして受け取った金額によって異なります。前述の通り、内祝いのギフトは受け取った新築祝いの3分の1から半額程度が相場です。
受け取った新築祝いが1万円から1万5,000円である場合は、お返しとして5,000円相当のものを渡すのは適しているといえます。
友だちへの新築祝いのお返しは何が良い?
友だちへの新築祝いのお返しは、カタログギフトやタオルなどの日用品がおすすめです。
また、相手の趣味やライフスタイルを考慮したアイテムも適しています。例えば、普段から料理を楽しむ友だちにはキッチングッズや食器類、美容やリラクゼーションに関心がある友だちにはアロマキャンドルやバスグッズなどが喜ばれるでしょう。
タブーを把握して喜ばれる新築内祝いを贈ろう
新築内祝いを贈る際は、タブーを把握して喜ばれるものを選ぶことが重要です。タブーにあたるものを選んでしまうと、場合によっては祝い事で相手に不快な思いをさせてしまい、関係が悪化してしまうおそれもあります。
新築内祝いを含め、家づくりに関してわからないことや不安なことが生まれたときには、それを解消できる専門家に相談することが重要です。
建匠では、高知県を中心に家族の笑顔を生み出す家づくりを行ってきました。お客様との信頼関係を重視し、家族の理想の暮らし像を実現できる家を提案します。
新築内祝いを始めとした家づくりに関わる悩みごとにも寄り添っていくので、建匠で理想の暮らしが実現できる家づくりをしたい方はぜひお問い合わせください。
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この記事では、おひさまエコキュートのメリットとデメリットを解説します。
おひさまエコキュートは、太陽光を利用してお湯を作るシステムです。
電気代の節約になり環境にもやさしい点が大きな特徴です。
家づくりを検討している人の中には、「おひさまエコキュートの導入を検討しているけれど、デメリットが気になる」という人も少なくありません。
この記事では、おひさまエコキュートの特徴や選ぶ際のポイントをあわせて解説します。
導入を検討している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
【この記事でわかること】
そもそもおひさまエコキュートとは? おひさまエコキュートのメリット・デメリット おひさまエコキュートのメーカー・製品の選び方そもそもおひさまエコキュートとは?
ここでは、おひさまエコキュートの概要をチェックしていきましょう。
おひさまエコキュートの特徴 従来のエコキュートとの違い
上記2点をそれぞれ解説します。
おひさまエコキュートの特徴
おひさまエコキュートは、太陽光発電で生成されたエネルギーでお湯を作るシステムです。
太陽光を利用するため環境にやさしく、CO2の排出量減少にもつながります。
また、晴れた日には電気代の節約も可能です。
従来のエコキュートとの違い
従来のエコキュートは、主に夜間の価格が安い電気を使ってお湯を沸かし、蓄熱するものです。
一方でおひさまエコキュートは、太陽光発電を利用してお湯を作るので、日中の日差しが出ている時間帯に効率良くエネルギーを利用できます。
電気代の節約に加え、太陽光発電を備えている住宅なら環境への配慮がさらに深まります。
おひさまエコキュートのメリット
ここでは、おひさまエコキュートのメリットを確認しましょう。
日中の暖気を利用できる 電気代高騰の影響を抑えられる お得な料金プランで契約できる 断水時にも水を使用できる
上記4つのメリットをそれぞれ解説します。
日中の暖気を利用できる
おひさまエコキュートは、太陽光発電で作られたエネルギーを活用してお湯を作るため、日中の暖気を十分に利用できます。
晴れた日に太陽光発電で多くの電力を生成した場合、おひさまエコキュートを導入していれば、生成されたエネルギーの余剰電力でお湯が沸くので、自然にやさしい点がメリットです。
また、通常は使い道に困ってしまう余剰電力を家庭内で消費できるので、非常に経済的といえるでしょう。
電気代高騰の影響を抑えられる
おひさまエコキュートは、太陽光をエネルギー源として利用しています。
そのため、電気代が高騰している昨今でもその節約に大きく貢献します。
特に、昼間に太陽光を利用してお湯を沸かせば、夜間に電気を利用してお湯を作る従来の方法より電気代を削減できるでしょう。
お得な料金プランで契約できる
太陽光発電を利用するおひさまエコキュートを導入する場合、電力会社との契約において太陽光発電を前提とするお得な料金プランを選べるケースがあります。
例えば、東京電力は太陽光発電とおひさまエコキュートの両方を使用している人向けの料金プランを提供しています。
契約電力によって選択できるプランの幅が広く、おひさまエコキュートを導入した場合はこのようなプランの活用が可能になる点がメリットの1つです。
※参考:くらし上手丨電気料金プラン丨東京電力エナジーパートナー株式会社
断水時にも水を使用できる
おひさまエコキュートは独立したタンクを持っており、事前に貯めたお湯を使用できます。
そのため、万が一断水になった時でも、お湯や水の使用が可能です。
非常時でも生活に必要な水を容易に確保できる点は大きなメリットといえます。
おひさまエコキュートのデメリット
ここからは、おひさまエコキュートのデメリットを解説します。
初期費用が高い 太陽光発電設備が必要 天候に左右される 製品・料金プランの選択肢が少ない
上の4点のデメリットを1つずつ見ていきましょう。
初期費用が高い
おひさまエコキュートを導入する際には、通常のエコキュートより高額な初期費用がかかります。
例えば、太陽光パネルの設置やシステムの構築など、導入にはさまざまな設備が必要です。
導入後のランニングコストはお得になりますが、導入時の負担は大きくなってしまいます。
太陽光発電設備が必要
おひさまエコキュートは太陽光を利用してお湯を作るため、太陽光発電の設備が欠かせません。
すでに太陽光パネルを設置している家庭であれば、継続して利用できますが、設置していない場合は太陽光パネルの設置費用も考慮する必要があります。
太陽光パネルの設置には費用だけでなく時間もかかるため、導入を検討する場合は余裕を持った設置計画にしましょう。
天候に左右される
おひさまエコキュートは太陽光発電で作られたエネルギーを利用するため、天候に大きく左右されます。
晴れた日であれば、日中に作られる電気の量も大きいため効率良くお湯を沸かせます。
一方で、雨の日や曇の日には必要な太陽光を確保できないので、沸かすお湯の量が十分ではないケースが考えられるでしょう。
製品・料金プランの選択肢が少ない
おひさまエコキュートは、まだ普及し始めたばかりのシステムです。
そのため、市場に出ている製品の種類や電力会社が提供している関連料金プランの選択肢が限られています。
おひさまエコキュートをわざわざ導入しようと思っても、自分の家庭に最適な製品やサービスを見つけられない場合があります。
おひさまエコキュートのメーカー・製品の選び方
ここでは、おひさまエコキュートのメーカーや製品を選ぶポイントを解説します。
メーカーが提供するアプリで選ぶ 省エネ性能で選ぶ 機能で選ぶ タンク容量で選ぶ 設置費用で選ぶ
上記5つのポイントをそれぞれ確認しましょう。
メーカーが提供するアプリで選ぶ
近年では、お湯の使用状況や発電状況などをスマートフォンのアプリで簡単にチェックできる製品が多く登場しています。
自分で簡単にお湯の温度やタイマーなどを設定できるため、使い勝手の良いアプリならおひさまエコキュートを便利に活用できるでしょう。良いメーカーを選ぶことが大切です。
アプリの使いやすさや機能性をチェックして、日常生活に合った製品を選びましょう。
省エネ性能で選ぶ
多くの人が省エネを目的として、おひさまエコキュートを選んでいます。
製品によって省エネの性能は異なるため、エネルギー効率が良い製品を選びましょう。
エネルギー消費効率(※)などの指標を参考にすると、省エネ性能が高く長期的にコストを抑えられる製品を選びやすくなります。
※エネルギー消費効率(COP)とは:
電力1kWを使ってどれだけの効果を得られるかという指標であり、それぞれ冷房COPと暖房COPと呼ばれています。
具体的な計算方法は以下の通りです。
冷房COP=冷房能力(kw)÷冷房消費電力(kw) 暖房COP=暖房能力(kw)÷暖房消費電力(kw)
仮に「COP=3」であれば、該当する製品は消費する電力量に対して「3倍」の性能を発揮していることになります。
機能で選ぶ
おひさまエコキュートは製品ごとにさまざまな機能を搭載しています。
例えば、最適な温度に自動で調整する機能や太陽光の発電量に応じて自動でお湯を作る機能など、省エネ以外に便利な機能が多くあります。
自分の生活スタイルに合った機能を持つ製品を選べば、おひさまエコキュートをより効果的に使用し、快適な生活を送れるでしょう。
タンク容量で選ぶ
おひさまエコキュートで必要なタンクの容量は、家庭の人数やお湯を使う量によって異なります。
子どもが多くいる家庭や介護などでお湯を多く使用する家庭には、タンクの容量が多いおひさまエコキュートの製品が向いているでしょう。
逆に、少人数の家庭やお湯を頻繁に使用しない家庭は、容量が小さいタンクで十分になる場合があります。
設置費用で選ぶ
おひさまエコキュートを選ぶうえでは、製品の価格だけでなく設置費用も考慮しましょう。
設置場所の条件や必要な工事の規模によって、設置費用は大きく変わります。
おひさまエコキュートを購入する前に、複数のメーカーや販売店から設置費用の見積もりを取り、総コストで比較検討することが重要です。
おひさまエコキュートに関するよくある質問
ここでは、おひさまエコキュートに関してよくある質問を見ていきましょう。
おひさまエコキュートも補助金の対象になる? おひさまエコキュートと蓄電池を併用するメリットは?
上記2点の質問にそれぞれ回答します。
おひさまエコキュートも補助金の対象になる?
おひさまエコキュートは、経済産業省の『給湯省エネ事業』の対象でした。
エコキュートの導入には、性能要件を満たしたものに限り1台あたり5万円が支給されますが、おひさまエコキュートについてはこの要件に関係なく補助金の対象となっていました。
しかし、経産省の『給湯省エネ事業』は昨年で交付申請の受付が終了しています。
この他にも地方自治体がおひさまエコキュートの補助金を用意している場合があるため、お住まいの地域の自治体で補助金が支給されているかチェックしましょう。
※参考:対象機器の詳細丨給湯省エネ事業丨経済産業省
おひさまエコキュートと蓄電池を併用するメリットは?
おひさまエコキュートと蓄電池を併用するメリットの1つとして、余剰電力を蓄電池にストックできる点が挙げられます。
生成した電気を貯蔵しておけば、夜間や天候が悪い日でもお湯を沸かせます。
おひさまエコキュートのデメリットの1つである、天候に左右される点もある程度軽減できるでしょう。
また、蓄電池を併用すれば電力会社から購入する電力量を減らせるため電気代の節約になるほか、停電時や災害時でも事前に蓄電池に貯蔵した電力を利用してお湯を沸かせます。
おひさまエコキュートと蓄電池の併用は、エネルギーコストの削減や安定した生活を目指す人におすすめです。
おひさまエコキュートはメリット・デメリットを比較しよう
この記事では、おひさまエコキュートのメリットとデメリットを解説しました。
おひさまエコキュートは、省エネ性が高く家のエネルギーコスト削減に大きく貢献するシステムです。
登場したばかりのプランであるため、対象の電気料金プランはまだ数少ないですが、蓄電池などと組み合わせると効果的に活用できます。
省エネ性能が高くてエネルギーに使うコストを抑えられるマイホームにしたいと考える人は、ぜひおひさまエコキュートを検討してみましょう。
また、省エネ性能が充実した家づくりを実現させたい人は、建匠の『ゼロエネ×スマートハウス ZERO』がおすすめです。
家で使用する電力を家で生成できるほか、断熱性・気密性が良いため過ごしやすい家である点も魅力の1つです。
今後値上がりが続く電気代を抑える効率的な方法の1つにもなるので、気になる人はぜひ一度、建匠へお問い合わせください。
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この記事では、断熱と遮熱の違いを解説します。
家で快適に生活するためには、家の内部を心地よい室温に保つことが大切です。
断熱と遮熱は家の室温を維持する際に重要であり、それぞれの特徴を上手く活用すると快適な暮らしの実現につながります。
この記事では、断熱と遮熱の目的や仕組みの違い、それぞれのメリットを解説します。
断熱性能が高いおすすめの家づくりも紹介するので、暖かく快適なマイホームをゲットしたい人はぜひこの記事を参考にしてください。
【この記事でわかること】
断熱と遮熱の基礎知識 断熱と遮熱の主な違い 断熱・遮熱のメリット 断熱性能が高い家づくり断熱と遮熱の基礎知識
断熱と遮熱は、どちらも室内に対する外部からの影響を抑えて家の内部を快適に保つための技術です。
過ごしやすく心地よい室内を実現するには、この2つをしっかりと理解することが大切です。
ここでは、それぞれの概要を簡単に解説します。
断熱とは
断熱は、外からの熱が内部に伝わったり部屋の中の熱が外に逃げたりすることを防いで、家の内部が外の空気の影響を受けにくくする技術です。
主に、 住宅の壁や窓、床、天井 に利用されます。
断熱性の高い素材を使用すると、室内の温度を一定に保ち、夏は涼しく冬は暖かい暮らしを維持できます。
遮熱とは
遮熱には、外の熱が家の内部に侵入することを防ぐ役割があります。
主に窓や屋根に使用され、夏の強い日差しによる室内の温度上昇を抑えてくれるのに効果的です。
遮熱を上手く活用できると、暑い夏も快適に過ごせるだけでなく、冷房負担を抑えられるので省エネにもなるでしょう。
断熱と遮熱の主な違い
断熱と遮熱は、主に熱への対策方法の点で異なります。
断熱は、壁の内部を通して出入りする熱の量を小さくします。
具体的に、冬に外から侵入する冷気や内部から外に逃げようとする熱の量を抑え、部屋の中の温度を一定に保つことが役割です。
それに対して遮熱は、強い日差しとそれに伴う熱が家の中に入り込むことを防ぎます。
そのため、遮熱には冬の保温効果はありません。
以上を踏まえたうえで、断熱と遮熱の違いを詳しく見ていきましょう。
目的の違い 仕組みの違い 効果が高い季節の違い
上記3点をそれぞれ解説します。
目的の違い
断熱と遮熱の共通目的は家を快適に保つことですが、快適な住宅を目指すためのアプローチが異なります。
先述の通り、断熱の目的は壁の内部から流入・流出する熱を少なくすることです。
家の外と中の温度差によって家の中の暖かい空気が外に出たり、反対に外の冷たい空気が家の中に入ってきたりすることを防止します。
一方で、遮熱は日差しを遮ったり直接反射したりして、家の中が日差しによって暑くなることを防ぐのが目的です。
特に、夏場の暑さ軽減に効果的であり、蒸し暑さを解消できるでしょう。
仕組みの違い
断熱は、壁や窓など、建物が外部と接触する部分に使用され、熱の伝達を遅らせる仕組みです。
外部からの熱が内部に伝わりにくくなるだけでなく、室内の熱が外部に逃げにくくなります。
遮熱は建物の屋根や外壁、窓ガラスなど日差しを受ける部分に使用され、赤外線などを含む太陽光を反射して熱の侵入を防ぐ技術です。
太陽光に伴う熱の侵入を妨げて、部屋の中が暑くなることを防ぎます。
効果が高い季節の違い
断熱は1年中その効果を実感でき、特に冬に得られる効果が大きいといえます。
冬は、外から冷たい空気が中に入り込むことに加えて、部屋の暖かい空気が外に逃げることも防ぐ必要があります。
高い断熱性を持った素材を使えば、壁を通して出入りする熱の量を抑えられ、快適な室温を維持できるでしょう。
一方で、遮熱の効果は主に夏場に得られます。
夏は日差しが強く、日差しとあわせて部屋に入ってくる熱の量も大きくなります。
日差しは夏の暑さの主な原因の1つであるため、遮熱によって熱の侵入を防止できると暑さ軽減に大きくつながるでしょう。
断熱のメリット
ここでは、断熱のメリットを解説します。
室内が夏は涼しく冬は暖かい 電気代が抑えられる 部屋同士の温度差が小さい 結露しにくい
上記4つのメリットを順番に見ていきましょう。
室内が夏は涼しく冬は暖かい
断熱材は室内と外気の間に流れる熱の量を抑える役割を果たすため、夏場は外部からの熱が室内に入りにくく、冬場は室内の暖かい空気が外に逃げにくくなります。
そのため、夏は涼しくて冬は暖かい快適な室内環境を維持できる点が特徴です。
1年中快適な居住空間をキープしたい人は、住宅の断熱性を高めることが大切です。
電気代が抑えられる
断熱性能が高い家では、年間を通して快適な室温を維持できるため、冷暖房にかかるエネルギーを大幅に削減できます。
夏には冷房効率が上がり、冬は暖房の熱が逃げにくくなるので、エネルギーの消費量を抑えられるでしょう。
断熱性の高い家は、長期的に電気代やガス代などの光熱費節約につながり、経済的に大きなメリットを得られます。
部屋同士の温度差が小さい
断熱性が高い家では家の中に熱が均一に広がり、家全体で快適な温度を維持しやすくなります。
そのため、部屋と部屋の間の温度差が小さくなる点がメリットの1つです。
特に、冬場に部屋の間を移動する際も寒さを感じることが少なくなるでしょう。
結露しにくい
結露は、室内の湿った空気が壁や窓など外部と接触する冷たい部分に触れて、水滴が生じる現象です。
家全体がしっかり断熱されていると、窓ガラスや壁の表面温度が下がりにくくなり、結露が発生しにくくなります。
結露はカビやダニが発生する原因でもあるため、結露防止は室内を清潔に保つためにも重要です。
遮熱のメリット
ここからは、遮熱のメリットを確認しましょう。
室内の温度上昇を防げる 日光による建物・家具の劣化を防げる 塗料の場合はメンテナンスしやすい
上記3つのメリットについて、それぞれ解説します。
室内の温度上昇を防げる
遮熱は、太陽の強い光や熱を反射したり吸収したりして、室内の温度の上昇を抑えます。
特に夏場は、直射日光による室温上昇が顕著になりますが、遮熱塗料や遮熱シート、遮熱カーテンなどを活用すると室温上昇の防止につながります。
太陽の熱が直接家の中に入ることを防ぐため、エアコンなどの冷房機器の使用頻度を減らしながら涼しい室内環境を維持できるでしょう。
日光による建物・家具の劣化を防げる
太陽光の中で特に有害な紫外線は、色あせや材料の老化を早めて家の外壁や床、家具などにダメージを与えます。
遮熱技術は紫外線をカットするため、これらのダメージを防止して家や家具の劣化を防止してくれます。
遮光を上手く活用すると、長期的に家や家具のメンテナンス・修繕費用の削減につながるでしょう。
塗料の場合はメンテナンスしやすい
遮熱塗料は、建物の屋根や外壁に塗って遮熱効果を得る手段です。
塗り替えが比較的簡単であり、特別な工事などを実施しなくてもメンテナンスができます。
メンテナンスにかかるコストを抑えられるほか、見た目を変えずに家の本来の姿を保ったまま遮熱ができる点が特徴です。
断熱と遮熱はどっちがおすすめ?
断熱と遮熱は、一概にどちらが良いなどはありません。
それぞれアプローチ方法が異なるため、上手に使い分けて活用することが大切です。
場所によって使い分ける 夏暑い地域では遮熱も導入する
ここでは、断熱と遮熱を選ぶ際に重要な上記2つのポイントを解説します。
場所によって使い分ける
断熱と遮熱は、家のどこに採り入れるかによって選択することが大切です。
例えば、冷たい空気が侵入しやすい北側の壁には断熱材を入れると良いでしょう。
一方で、強い日差しが入る南側の窓には遮熱材を入れることがおすすめです。
また、窓やドアなどの透明な箇所がある部分では、断熱材と遮熱材を組み合わせると、より効果を得られます。
採り入れる場所によって、断熱と遮熱を使い分けましょう。
夏暑い地域では遮熱も導入する
夏が非常に暑い地域や強い日差しを受けやすい地域では、断熱に加えて遮熱を導入することがおすすめです。
塗料やシート、カーテンなどを活用して太陽光を反射し、日差しによって家の室温が上昇することを防ぎます。
特に、屋根や外壁、窓ガラスなど太陽光を受けやすい部分に遮熱対策を施せば、夏場の冷房負担減少にもつながるでしょう。
断熱性能が高い家づくりなら建匠の『極断熱の家』
快適で住みやすい家づくりなら、断熱性能が高い建匠の『極断熱の家』がおすすめです。
極断熱の家は、北海道レベルの断熱性と気密性で特に冬場に暖かく過ごしやすいマイホームを実現できます。
通常の断熱材より約3.5倍厚い素材が使用されており、家の中の熱が逃げにくい点が特徴です。
また、建匠の外壁には透湿防水シートであるタイベックシルバー(※)が標準採用されているので、遮熱に特化しています。
そのため、高知県のような強い日射が伴う気候でも快適に暮らせるでしょう。
※参考: 透湿・防水・遮熱シート タイベック®シルバー│製品紹介│旭・デュポン
断熱性が高いため冷暖房などの光熱費節約にもつながり、長期優良住宅と比較して4,000万円程度の光熱費を節約できるといわれています。
以下のページで詳しく紹介しているので、気になる人はご参考ください。
建匠の『極断熱の家』をチェックする
断熱と遮熱に関するよくある質問
ここでは、断熱と遮熱に関してよくある質問に回答します。
断熱性能の高い窓『Low-Eペアガラス』とは? 遮熱シートと遮熱塗料の違いは? 遮熱カーテンは冬に逆効果って本当?
上記3つの質問をそれぞれ見ていきましょう。
断熱性能の高い窓『Low-Eペアガラス』とは?
『Low-Eペアガラス』とは、断熱性能に優れた窓ガラスの1種です。
"Low-E"は”低放射性”という意味です。
このガラスには、太陽光の熱を室内に取り込みながら、部屋の暖かさを外へ逃がしにくくする特殊なコーティングが施されています。
太陽光の中で熱を運ぶ赤外線の放出を抑えるため、夏は外部の熱が室内に入りにくく、冬は室内の暖かい空気が外に逃げにくくなります。
さらに断熱性能を高めたい場合は、トリプルガラスにすることがおすすめです。
ペアガラスよりも断熱性が一気に上がり、窓辺でひんやりと感じることが少なくなるでしょう。
遮熱シートと遮熱塗料の違いは?
遮熱シートと塗料は、どちらも太陽光の熱を反射して家の室温上昇を抑えることが目的ですが、使用方法・使用箇所が異なります。
遮熱シートは窓ガラスに貼る薄いフィルム状の遮熱材で、太陽光を直接反射して熱が室内に侵入することを防ぎます。
比較的簡単に取り付けられ、窓ガラスの形状に合わせて切って使用可能です。
特に、直射日光が窓から入るのを防ぎたい場合に効果的です。
一方で遮熱塗料は、屋根や外壁に塗って遮熱効果を得る塗料です。
塗料に含まれる成分が太陽光を反射して家全体の温度が上がることを防ぎます。
塗料には持続的な遮熱効果が期待でき、家の外観を変化させずに遮熱効果を得られます。
遮熱カーテンは冬に逆効果って本当?
遮熱カーテンは、夏場に太陽光を遮って室温上昇を防ぐ点で効果的ですが、冬場に使用するとその遮熱効果で太陽光の熱が家の中に入りにくくなるおそれがあります。
そのため、冬場は日中の太陽の位置が高い時間帯に遮熱カーテンを開けて太陽の光を取り入れ、夜や曇の日にはカーテンを閉じて保温効果を高める使い分けがおすすめです。
遮熱カーテンを家に採り入れる場合は、季節に応じて使い方を変えながら室内の温度調節を行いましょう。
断熱と遮熱の違いを理解して上手に使い分けよう
この記事では、断熱と遮熱の違いについて解説しました。
断熱と遮熱は家の中を快適に保つという目的は同じですが、アプローチ方法がそれぞれ異なります。
冬場に部屋の暖かい空気を外部へ逃したくない場合は断熱を、夏場に外ヵらの日差しによる熱を防ぎたい場合は遮熱を選びましょう。
また、断熱と遮熱は家の場所に応じて使い分けながら採り入れることがおすすめです。
特に窓などは、断熱材と遮熱材を組み合わせて室温維持対策につなげましょう。
この記事で紹介した『極断熱の家』は、高い断熱・気密性で冷暖房を使用しなくても常に快適な室内環境を保てます。
エネルギー費用の節約につながるほか、部屋同士を移動する際のヒートショックのリスクも下げられるため、家族の健康維持にも効果的です。
遮熱に特化したタイベックシルバーも標準採用されているので、 快適で過ごしやすい家づくりを実現したい人は、ぜひ建匠にご相談ください。
お問い合わせ・資料請求|高知で新築注文住宅なら【建匠】家族の笑顔を生み出す工務店