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平屋のメリット・デメリットは?二階建てとの比較や後悔しないポイントも

2023.07.31

「平屋 メリット デメリット」アイキャッチ

 

家づくりの際に、最近注目されているのが、生活を一階で完結できる「平屋」です。

 

この記事では、平屋のメリット・デメリットや、よく比較される二階建てとの違いも合わせて解説します。平屋を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

【この記事でわかること】

  • 平屋のメリットとデメリット
  • 平屋づくりの注意点
  • 平屋と二階建てとの違い

 

そもそも平屋とは?

 

そもそも平屋とは?

 

平屋とは、二階以上の階層がない住宅のことです。「一階建て住宅」とも呼ばれており、全ての生活をワンフロアで完結できる特徴があります。

 

二階部分がないことで平屋ならではの生活を過ごせるので、家づくりを進める上で多くの人が検討する住宅といえるでしょう。

 

平屋のメリット

 

平屋のメリット

 

この章では、平屋のメリットについて解説します。

 

  • 効率的な生活動線・家事動線を確保できる
  • 家族との距離が近い
  • 段差が少なくバリアフリーを実現できる
  • 屋根や外壁のメンテナンス費用を抑えやすい
  • 屋根裏のスペースを活用しやすい
  • 安定した構造で耐震性が高い

 

上記6点を順番に解説していきます。

 

効率的な生活動線・家事動線を確保できる

 

ワンフロアで生活を完結させられる平屋は、生活動線と家事動線が確保しやすいといえます。

 

たとえば、二階建て住宅であれば階段部分で動線が交差することが多く、朝の支度時には家族の動線がぶつかるケースも少なくありません。

 

その点、平屋であれば各部屋からリビング、玄関まで直線的な動線となるため、効率的に生活動線を確保できるでしょう。

 

また、平屋は二階部分を支える柱や壁が必要ないため、二階建て住宅よりも自由な間取り設計が可能です。

 

これにより、水回りを回遊できるような家事動線を実現でき、スムーズに家事ができます。

 

家族との距離が近い

 

平屋はリビングを必ず通る間取りになりやすく、家族とコミュニケーションを取る時間が増えます。

 

また、プライバシーをしっかり保護できる居室を設けることで、家族と個人それぞれの時間を大事にできる平屋となるでしょう。

 

段差が少なくバリアフリーを実現できる

 

二階がない平屋には階段や踊り場がなく、バリアフリーに特化した住宅にできます。

 

つまり、平屋は老後の生活に向いている住宅であり、平屋が注目される理由の1つとなっています。このような特徴は、平屋の大きなメリットだといえるでしょう。

 

屋根や外壁のメンテナンス費用を抑えやすい

 

屋根や外壁塗装など、家は定期的にメンテナンスをする必要があります。

 

平屋のメリットには、メンテナンス費用を抑えられるメリットがあり、屋根塗装や外壁塗装時の足場代を安くできます。

 

屋根裏のスペースを活用しやすい

 

平屋は屋根を少し高く設計することで、居室空間と屋根の間にある「屋根裏スペース」を有効活用しやすくなります。

 

そのため、趣味や季節物の家電などを屋根裏に収納でき、生活スペースをすっきりさせられるメリットがあります。

 

安定した構造で耐震性が高い

 

台風や地震などの自然災害において、平屋は二階建て住宅よりも優れているメリットがあります。

 

二階部分がない平屋は重心が低く、水平方向と垂直方向の揺れに対して強い構造となるため、耐震性が高くなります。

 

つまり、自然災害に強い家を建てたい場合には、平屋がおすすめだといえるでしょう。

 

平屋のデメリット

 

平屋のデメリット

 

平屋には多くのメリットがある一方で、デメリットもあるため注意が必要です。

 

  • 広い敷地が必要になる
  • 坪単価が高くなりやすい
  • 日当たりや風通しが悪いケースがある
  • プライバシーや防犯面での安全が確保しにくい
  • 水害時のリスクが高い傾向にある

 

上記5点を解説していきます。

 

広い敷地が必要になる

 

平屋は二階建て住宅の二階部分を一階に建築することになるため、建築面積が大きくなります。

 

二階建て住宅よりも敷地面積が広くなってしまうため、土地にかかる費用は高くなる傾向にあります。

 

坪単価が高くなりやすい

 

二階建て住宅と平屋において、同じ延床面積の家を建てる場合には、平屋の方が高くなります。

 

大きな理由として、建築面積や 屋根の面積 が二階建てよりも大きくなることで、その結果建築コストが高くなる点が挙げられます。

 

このような理由から、平屋は二階建て住宅よりも坪単価が高くなる傾向にあります。

 

ただし、階段スペースで約2坪抑えられたり、余分な廊下部分も省スペースにできたりなど、坪単価は高くなるものの間取り次第では建築コストの総額を抑えることも可能です。

 

日当たりや風通しが悪いケースがある

 

平屋は二階建て住宅などと比較すると、日当たりや風通しが悪い傾向にあります。要因の1つとして、周辺に二階建て住宅が多いことで建物に遮られてしまうケースが挙げられます。

 

平屋を検討する際は、周辺環境をチェックしておきましょう。

 

プライバシーや防犯面での安全が確保しにくい

 

生活空間が全て一階となる平屋は、前面道路の歩行者と目が合いやすく、プライバシーや防犯面において二階建て住宅よりも注意すべきです。

 

また、平屋は注目されやすい住宅となるため、人の目につきやすいといえます。平屋にはこのようなデメリットがあるため、防犯砂利や目隠しフェンスなどの設置が必要になるでしょう。

 

水害時のリスクが高い傾向にある

 

二階部分がない平屋は一階部分よりも高い位置に部屋がなく、水害時には家の外に逃げることを考えておかなければなりません。

 

そのため、二階建て住宅よりも水害に関する防災意識は高く持っておく必要があるでしょう。

 

平屋と二階建てのおすすめポイントを比較

 

平屋と二階建てのおすすめポイントを比較

 

平屋と二階建てのおすすめポイントを比較すると、次のようになります。

 

平屋と二階建てのおすすめポイントを比較 (1)

 

上記のように、平屋はメンテナンスコストが安く、効率の良い生活と家族と一緒にいる時間が長くなる住宅といえます。

 

一方、建築や土地、防犯面で費用がかかってしまい、セキュリティ面が弱い側面もあります。

 

このことからも、メリットを活かしながらデメリットも解消できる平屋づくりが重要となるでしょう。

 

後悔しない平屋づくりのポイント

 

後悔しない平屋づくりのポイント

 

この章では、後悔しない平屋づくりのポイントを解説します。

 

  • 中庭や採光窓を設置し日当たりを良くする
  • 風通しを良くしたい部屋を角に設置する
  • 防犯性能の高い窓や防犯シャッターを採用する
  • ハザードマップで水害被害の少ない土地を選ぶ

 

上記4点を解説していきます。

 

中庭や採光窓を設置し日当たりを良くする

 

平屋のデメリットにある「日当たりと風通しの悪さ」は、中庭や採光窓の設置によって解消できるといえます。

 

このように、日当たりと風通しを良くする工夫は重要なポイントとなるでしょう。

 

風通しを良くしたい部屋を角に設置する

 

全ての部屋の風通しを良くすることは困難なため、リビングや主寝室など風通しを良くしたい部屋を角に設置しましょう。

 

このような間取り設計はコストアップも少ないため、おすすめです。

 

防犯性能の高い窓や防犯シャッターを採用する

 

平屋は、防犯面に不安が残る傾向にあるため、性能の高い窓や防犯シャッターなどに費用をかけましょう。これ以外にも、プライバシーを保護する目隠しなどの設置も重要です。

 

ハザードマップで水害被害の少ない土地を選ぶ

 

ハザードマップは水防法に該当しているエリアであれば市区町村で必ず確認できます。

 

そのため、土地を選ぶ際にはインターネット上で公開されている情報などを必ず確認し、水害が少ないエリアを選びましょう。

 

高知県で平屋を検討するなら建匠がおすすめ

 

高知県で平屋を検討するなら建匠がおすすめ

 

建匠では、高知県で多くの平屋を建築しており、ラグジュアリーからシンプルスタイルまで、お客様に合った平屋事例を提案できます。

 

そのため、平屋の建築イメージが持てない人でも特徴を把握できます。高知県で平屋を検討する場合には、ぜひ建匠にお問い合わせください。

 

お問い合わせ・資料請求|高知で新築注文住宅なら【建匠】家族の笑顔を生み出す工務店

 

平屋に関するよくある質問

 

平屋に関するよくある質問

 

この章では、平屋に関するよくある質問を紹介します。

 

  • 平屋がブームになっているのはなぜ?
  • 平屋と二階建ての固定資産税はどっちが高い?
  • 平屋はうるさいって本当?

 

順番に見ていきましょう。

 

平屋がブームになっているのはなぜ?

 

国土交通省 が公開する住宅着工統計によると、平屋の着工棟数は2021年で55,000棟となり全体の棟数割合では10%を超えています。

 

このことからも、平屋は決して珍しくない住宅といえますが、その背景として高齢化社会が一要因として挙げられます。

 

つまり、老後を含め生涯快適な生活を過ごせる家の需要が増加していることから、平屋がブームになっていると推測されます。

 

※参考: 報道発表資料:建築着工統計調査報告(令和4年計分)|国土交通省

 

平屋と二階建ての固定資産税はどっちが高い?

 

平屋は二階建てよりも敷地面積と建築面積が多くなるため、固定資産税は平屋の方が高くなります。

 

ただし、建築プランを小さくすることで選択する敷地と建物を小さくでき、固定資産税を抑えられるでしょう。

 

平屋はうるさいって本当?

 

平屋と二階建て住宅に気密性の差はないため、生活空間が一階にある平屋 であるから といって、生活音が 著しく 外に漏れるおそれはないといえます。

 

ただし、大人数の家族で暮らしているケースでは、室内において子供の声など生活音が気になることもあります。ワンフロアで生活しているため、就寝時に「うるさい」と感じてしまう可能性もゼロではありません。

 

また、平屋は屋根面積が大きい分、リビングがあるフロアでは雨音が響くケースもあります。

特に、高知県ではスコールなどの集中豪雨が多い傾向にあり、「雨音が怖い」といった声が一定数あります。

 

このように、平屋は著しく「うるさい」と感じることはなくとも、状況によっては周囲の声や音が気になるケースがあることを押さえておきましょう。

 

平屋のメリット・デメリットを比較して自分に合った家づくりを

 

平屋のメリット・デメリットを比較して自分に合った家づくりを

 

平屋にはメリットとデメリットがあるため、建築ノウハウを多く保有している建築会社に依頼することが重要です。

 

建匠では、高知県で多くの平屋を施工実績があり、最適なプランをご提案しています。お客様に寄り添いながら相談を承りますので、ぜひ一度建匠にお問い合わせください。

 

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