フローリングの種類12選!メリットや選び方も分かりやすく解説 - 建匠スタッフブログ

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フローリングの種類12選!メリットや選び方も分かりやすく解説

2022.05.20

フローリング 種類

 

家づくりでは、間取りや設備だけでなく床材選びも重要なポイントです。

 

木質系のフローリング材が一般的ですが、種類によってデザイン性や機能面は様々であり、どのような素材が自分たちの暮らしに合うか悩まれている方も多いでしょう。

 

そこで今回は、フローリングの種類や選び方について解説します。

マイホーム購入を検討中の方は、ぜひとも最後までお付き合い下さい。

 

フローリングの種類は大きく2つ

 

フローリング 種類

 

フローリングの種類は大きく以下の2つに分類され、規格住宅では複合フローリングが一般的です。

ただし、自然素材の家では無垢フローリングが使用されています。

 

  • 無垢フローリング
  • 複合フローリング

 

それぞれ順番に解説します。

 

無垢フローリング

 

無垢フローリングとは、一本の自然木から板を切り出して加工した床材のことであり、広葉樹と針葉樹の二つに分類されます。

 

木が本来持っている質感や温もりを感じられ、経年による色合いの変化を楽しめることが無垢フローリングの特徴です。

 

複合フローリング

 

複合フローリングとは、合板や集成材に薄い木板や化粧シートなどを貼り合わせた床材のことで、突き板タイプや挽き板タイプは無垢フローリングに近い性質を持ちます。

 

シートタイプの見た目は無垢フローリングに近いものの、自然素材の性質はありません。

 

いずれも施工がしやすくメンテナンスの手間が少ないため、規格住宅で多く用いられています。

 

【素材別】フローリングの種類12選の一覧表

 

フローリング 種類

 

フローリングに用いられる木材の種類を、素材別に以下の通りまとめています。

自分たちの住宅イメージに近いものがどれになるか考えてみましょう。

 

素材

使用用途

特徴

パイン(松)

無垢

針葉樹の中では硬く傷つきにくい

スギ

両方

軽く柔らかく断熱効果が高い

ヒノキ

無垢

硬く反りが少なく耐久性が高い

無垢

軽く柔らかく歩行感が良い

オーク

両方

耐久性・耐水性に優れる

ウォルナット

両方

衝撃に強く耐久性に優れる

ブラックチェリー

両方

経年による色合いの変化に優れる

メープル(カエデ)

両方

強度が高く質感に優れる

チェスナット

無垢

強度が高く耐久性・耐水性に優れる

チーク

両方

油分が多く耐水性に優れ虫害に強い

タモ

両方

弾力があり硬く耐久性に優れる

バーチ

両方

経年による色合いの変化が少ない

 

【素材別】フローリングの種類12選

 

フローリングに使われる木材の特性を以下の通りまとめています。

デザイン性だけではなく、機能性にも注目して床材選びの参考にして下さい。

 

  • パイン(松)
  • スギ
  • ヒノキ
  • オーク
  • ウォルナット
  • ブラックチェリー
  • メープル(カエデ)
  • チェスナット
  • チーク
  • タモ
  • バーチ

 

それぞれ順番に解説します。

 

パイン(松)

 

パイン材は優しい肌触りとナチュラルな色合いで人気のある針葉樹の一種です。

比較的安価で、自然素材の家を建てたい方におすすめといえます。

 

スギ

 

軽く柔らかいスギ材は断熱性に優れ、素足で歩いても温かみを感じられる日本を代表する木材の一種です。

 

ヒノキ

 

美しい木目のヒノキは、湿気に強く耐久性・耐水性に優れた日本を代表する伝統木材です。

その独特の芳香は、リラックス効果にも期待できます。

 

 

軽く柔らかい桐は、歩行感が良く調湿効果や防虫効果にも期待できる木材となります。

タンスのイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、床材としてもおすすめです。

 

オーク

 

明るい色合いで、比較的硬く耐久性に優れる床材としてポピュラーな広葉樹の一種です。

内装やインテリアに問わず合わせやすいことが特徴です。

 

ウォルナット

 

褐色の色や木目が美しいウォルナットは、加工性がよく硬さもあり、世界三大銘木として広く親しまれています。

 

ブラックチェリー

 

木肌が滑らかで肌触りの良いブラックチェリーは、経年による色合いの変化を楽しめる木材です。

時間とともにツヤと光沢が増して美しい飴色に変化します。

 

メープル(カエデ)

 

硬く衝撃に強いメープルは、全体的に白っぽい色合いで部屋を明るく見せる効果がある人気の木材です。

 

チェスナット

 

ハッキリとした木目を持つチェスナットは、高い強度を誇り耐久性だけでなく湿気にも強い特性を持ちます。

水回りのフローリング材としておすすめです。

 

チーク

 

硬く強度のあるチークは、油分を多く含み腐食や虫害への耐性が強く、寸法安定性に優れる木材です。

 

タモ

 

はっきりとした木目と淡い色合いのタモは、肌触りが柔らかく弾性に富んでいるため、床材として好まれている木材です。

 

バーチ

 

肌目が緻密で淡い色合いが特徴であり、強度もあり加工しやすい広葉樹の一種です。

桜に似ているためサクラのフローリングと呼ばれることもあります。

 

無垢フローリングのメリット3つ

 

無垢フローリング メリット

 

無垢フローリングのメリットをまとめています。

自然素材の家を希望する方は、自分たちの暮らしにどのような良い影響があるかを把握しておきましょう。

 

  • 部屋に馴染みやすい
  • 質感・肌触りの良さ
  • 足への負担が少ない

 

それぞれ順番に解説します。

 

部屋に馴染みやすい

 

無垢フローリングは、素材により色合いが様々です。

経年による色合いの変化も相まって、部屋に馴染みやすいことがメリットといえるでしょう。

 

質感・肌触りの良さ

 

質感・肌触りの良さもメリットの一つです。

 

冬は暖かく、夏はさらさらと肌触りが良い無垢フローリングは調湿効果にも期待でき、日本の気候に適した床材といえます。

 

足への負担が少ない

 

足への負担が少ない点も、無垢フローリングのメリットです。

硬すぎず柔らかすぎず、適度に衝撃を吸収する木材は、歩きやすさに配慮した床材といえるでしょう。

 

無垢フローリングのデメリット2つ

 

無垢フローリング デメリット

 

一方、無垢フローリングにはデメリットも存在します。

自分たちの暮らしにどの程度影響があるかを把握した上で、導入を検討して下さい。

 

  • 反り・隙間ができやすい
  • 手入れする必要がある

 

それぞれ順番に解説します。

 

反り・隙間ができやすい

 

一つ目のデメリットは、反り・隙間ができやすい点です。

 

木材の収縮・膨張が原因であり、施工方法に配慮できる実績のある建築会社に施工を任せることで不具合のリスクを下げられます。

 

手入れする必要がある

 

手入れをする必要がある点にも注意が必要です。

 

慣れてしまえば手間にはなりませんが、木材ごとにメンテナンス方法が違いますので、建築会社に適切なメンテナンス方法を確認しておきましょう。

 

複合フローリングのメリット3つ

 

フローリング メリット

 

複合フローリングのメリットをまとめています。

無垢材と比較しながら、どちらが自分たちの暮らしに合うかを考えて下さい。

 

  • コストが低い
  • 様々なデザインが選べる
  • 傷つきにくいものが多い

 

それぞれ順番に解説します。

 

コストが低い

 

規格化された複合フローリングは比較的安価に導入できることがメリットであり、費用対効果の高い床材といえます。

メンテナンスを含めた生涯費用を考えると一概にはいえませんが、導入コストの低さは魅力の一つです。

 

様々なデザインが選べる

 

様々なデザインが選べる点もメリットであり、木質系はもちろん、化粧シートを張り合わせたタイプを含め、自分好みのデザインを探してみましょう。

 

傷つきにくいものが多い

 

傷つきにくい商品が多いこともメリットの一つであり、ペットの飼養だけでなく車イスでの利用にも対応可能です。

 

複合フローリングのデメリット2つ

 

フローリング デメリット

 

複合フローリングのデメリットも紹介します。

費用面だけでなく多角的な視点から導入を検討して下さい。

 

  • 無垢フローリングよりも踏み心地が良くない
  • 傷ができたら修繕しにくい

 

それぞれ順番に解説します。

 

無垢フローリングよりも踏み心地が良くない

 

無垢フローリングよりも踏み心地がよくない点はデメリットの一つです。

木質系の床と比較して、衝撃吸収力の低さが理由であり、歩きやすさは無垢材に軍配が上がります。

 

傷ができたら修繕しにくい

 

傷ができたら修繕しにくい点にも注意が必要です。

 

傷自体は付きにくいものの、シートの剥がれなどが起こると部分的な補修が難しく、一部または全体を張り替えなければなりません。

 

フローリングの選び方4選

 

フローリング 選び方

 

フローリングの選び方をまとめています。

床材選びは住宅の印象を決める重要な要素であることを踏まえて慎重に判断して下さい。

 

  • フローリング材の種類で選ぶ
  • フローリング材の色で選ぶ
  • フローリング材の特徴で選ぶ
  • フローリング材を購入する際の予算で選ぶ

 

それぞれ順番に解説します。

 

フローリング材の種類で選ぶ

 

フローリング材の種類が様々であることはこれまで述べた通りです。

その特性を把握した上で、自分たちの暮らしに合ったものを選ぶようにして下さい。

 

フローリング材の色で選ぶ

 

フローリング材の色は内装の印象に直結しますので、建具や壁との配色を考えて選ぶことが重要です。

経年による色合いの変化も考慮しておくとよいでしょう。

 

フローリング材の特徴で選ぶ

 

調湿効果・歩きやすさ・デザイン性などフローリング材の特徴をもとに床材を選ぶことも重要なポイントです。

理想の住まいを実現するためにも、それぞれの特徴を把握しておくことをおすすめします。

 

フローリング材を購入する際の予算で選ぶ

 

予算の配分を考えてフローリング材を選ぶことも重要です。

 

ただし、メンテナンス費用を含めて比較すると、一概に無垢材が高いとは限りません。

他の要素と総合的に判断して下さい。

 

フローリングの種類に関するよくある質問

 

よくある質問

 

フローリングの種類に関するよくある質問をまとめています。

他の方の疑問点を自分たちに置き換えて考えてみましょう。

 

  • 人気のフローリング材と色はどれ?
  • 部屋や用途によってフローリング材の選び方は変わる?
  • フローリングのメンテナンスのやり方は?

 

それぞれ順番に解説します。

 

人気のフローリング材と色はどれ?

 

人気のフローリング材と色は好みの問題もありますが、メープルなど白い床は空間を広く見せる効果があります。

家具や建具とも合わせやすいためおすすめです。

 

部屋や用途によってフローリング材の選び方は変わる?

 

フローリング材の特徴に配慮した配置が求められます。

具体的には、水回りであれば耐水性の高い素材を選ぶなど、ケースごとの使い分けを意識して下さい。

 

フローリングのメンテナンスのやり方は?

 

無垢フローリングの場合、仕上げの方法でメンテナンスのやり方が変わりますので、施工店に確認することをおすすめします。

 

メンテナンスの手間を省きたい方は、ワックスフリーの複合フローリングを検討して下さい。

 

まとめ:フローリングの種類を知って新築デザインのイメージを膨らませよう

 

まとめ

 

床材といえば多くの方がフローリングを思い浮かべますが、フローリングの種類は多種多様であり、その特性を知ることが床材選びには求められます。

 

新築デザインのイメージを膨らませる際は、フローリングの種類を把握した上で、理想の住まいのイメージに近いものを選びましょう。

 

建匠では、ご家族にあったオンリーワンの住宅を提案しています。内装のイメージでお悩みの方は、お気軽にモデルハウスへ足をお運び下さい。

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