戸建てに宅配ボックスを置くメリットは?タイプや選び方も詳しく解説
宅配ボックスは、マンションに設置されているイメージが強いかもしれません。
そのため、戸建てに設置するメリットもあるということを知らないケースは多いのではないでしょうか。
今回は、戸建てに宅配ボックスを置くメリットについて、ボックスのタイプや選び方も押さえながら詳しく解説していきます。
Contents
そもそも宅配ボックスとは
宅配ボックスとは、宅配便で家に届く荷物を、不在の際でも受け取れる便利な設備です。
宅配ボックスを使用したことがなくイメージがつきにくい場合は、具体的な使い方や仕組みを理解することから始めましょう。
- 宅配ボックスの仕組み
- コロナ禍で需要が増えている
それぞれ解説していきます。
宅配ボックスの仕組み
家の外に宅配ボックスを設置することで、配達業者が荷物を家まで運んだ際に、設置してある宅配ボックスの中に荷物を入れてもらうことが可能です。
宅配ボックスの中には事前に印鑑を取り付けておき、荷物を運んできた配達業者はその印鑑によって配達を証明します。
宅配ボックス内に荷物の配達が完了したら、配達の完了を記した配達票がポストに投函されるという仕組みです。
コロナ禍で需要が増えている
宅配ボックスの利用は、コロナ禍の影響を受けて需要が増えています。
宅配ボックスを活用すれば、荷物を受け取る際に配達業者と接触する必要がなくなるので、コロナウイルスの感染予防対策として注目されるようになりました。
以前はマンションのような集合住宅に設置されているイメージが強くありましたが、コロナ禍により戸建てにおいても需要が増えてきている設備です。
戸建てに宅配ボックスを置くメリット
戸建てに宅配ボックスを置くメリットは、以下の4点です。
- 簡単に設置できる
- 最短で荷物を受け取れる
- 防犯性が高い
- コロナウイルスの感染対策にも繋がる
それぞれのメリットについて詳しい内容を見ていきましょう。
簡単に設置することができる
宅配ボックスを戸建てに置く際の大きなメリットは、簡単に設置できるという点です。
戸建てに宅配ボックスを置く場合、特別大がかりな工事は必要とされないケースも多く、簡単に設置することが可能なので、必要性を感じた際は気軽に検討してみましょう。
最短で荷物を受け取れる
宅配ボックスを置くことで、最短で荷物を受け取れるという点も大きなメリットです。
共働きの家庭のように家を不在にしている時間が長い場合、届けられる荷物を受け取れるタイミングが先延ばしになってしまい、実際に受け取るまでに時間がかかってしまうケースは少なくありません。
宅配ボックスを置くことで、家にいない時間が長い家庭においても、最短で荷物を受け取ることが可能になります。
防犯性が高い
宅配ボックスは、鍵のついた種類のものが多いので、防犯性が高くなるというメリットもあります。
鍵付きの宅配ボックスを設置することで、不在時でも安心して荷物を受け取れるのは、忙しい人にとって嬉しいポイントです。
コロナウイルスの感染対策にも繋がる
先述のとおり、宅配ボックスの利用はコロナウイルスの感染対策に繋がるというメリットもあります。
宅配ボックスがない場合、配達業者と直接対面して荷物を受け取ることになるので、ウイルス感染のリスクが気になるという人は少なくありません。
コロナウイルスの感染対策を重視するためにも、宅配ボックスの利用は非常に有効です。
戸建てに宅配ボックスを置くデメリット
戸建てに宅配ボックスを置くのにデメリットはほとんどありません。
強いて言うとすれば設置に少なからず費用がかかるという点が挙げられます。
ただし、宅配ボックスにはさまざまな種類があります。
比較的安価なタイプのものを選んで設置すれば、大きな費用負担を避けることが可能です。
設置費用はかかりますが、それ以上のメリットを感じて設置を決めるケースも多くあるので、メリットの大きさも考慮して設置を検討してみましょう。
戸建てに設置する宅配ボックスのタイプ
戸建てに設置する宅配ボックスには、以下の3つのタイプがあります。
- 簡易型
- 壁埋め込み型
- 設置型
それぞれの特徴について解説していきます。
それぞれ違いに注目しながら自分にあったタイプを見つけましょう。
簡易型
簡易型の宅配ボックスは、玄関の外に置くだけで使用できる手軽さが特徴です。
費用を抑えられ、本体の移動も簡単なタイプであるため、セキュリティ面が気になる場合はワイヤーなどにより簡単に持ち去れないよう固定しておきましょう。
壁埋め込み型
壁埋め込み型の宅配ボックスは、工事して建物の壁にボックスを埋め込むタイプで家の内側から荷物を取り出すことが可能であるという特徴があります。
また、セキュリティ性能が高いのも壁埋め込み型の特徴の1つであり、防犯性を重視する場合におすすめです。ただし、設置のためには工事が必要となるので、設置費用がやや高くなる点も理解しておきましょう。
設置型
設置型の宅配ボックスは、玄関先の地面に固定して使用するタイプで、簡易型よりも頑丈なつくりになっています。
金属などの素材によって作られているものが多く、雨や風からボックス内の荷物を守ってくれるのが良い特徴です。
また、壁埋め込み型のような建物自体への工事は不要であるため、既に完成している戸建てでも後付けしやすいという特徴もあります。
戸建てに設置する宅配ボックスの選び方
戸建てに設置する宅配ボックスの選び方では、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 受け取る荷物のサイズにあった大きさの宅配ボックスを選ぶ
- 設置できるスペースの広さ
- 防犯性能やセキュリティ面で選ぶ
ポイントを押さえることで、より自分にあった使いやすい宅配ボックスを選べます。
受け取る荷物のサイズにあった大きさの宅配ボックスを選ぶ
宅配ボックスを選ぶ際は、受け取る荷物のサイズにあった大きさのものを選ぶのが重要です。
人によって、受け取る荷物のサイズ感は異なります。
自分が受け取る荷物のサイズを考慮した上で、最適な大きさの宅配ボックスを選びましょう。
設置できるスペースの広さ
宅配ボックスを設置できるスペースの広さを考慮して選ぶことも、重要なポイントです。
戸建てにおいて、玄関先のスペースの広さはそれぞれの家によって大きく異なります。
スペースの広さに対して大きすぎるサイズの宅配ボックスを選んでしまうと、玄関の出入りがしにくくなってしまうことも考えられるので、広さに応じた選び方を心がけましょう。
防犯性能やセキュリティ面で選ぶ
宅配ボックスは、不在のときに荷物を外に置いておくものなので、防犯性能やセキュリティ面で選ぶのも大切です。
特に、外出している時間が長い家庭では、防犯性能やセキュリティ機能を重視して宅配ボックスを選ぶようにしましょう。
戸建ての宅配ボックスに関するよくある質問
ここでは、戸建ての宅配ボックスに関するよくある質問を3つ紹介します。
- 宅配ボックスの設置はどんな家庭におすすめ?
- 防犯性能が高い宅配ボックスはどのタイプ?
- 戸建てに設置する宅配ボックスに対して補助金は出る?
それぞれの質問と回答を見ていきましょう。
宅配ボックスの設置はどんな家庭におすすめ?
宅配ボックスの設置は、仕事や子育てなどで忙しい毎日を送っている家庭におすすめです。
仕事などにより外出している時間が長い家庭だけでなく、家にいながらも手が離せない時間が多い子育て中の家庭においても、荷物の受け取りに関するストレスを軽減できます。
防犯性能が高い宅配ボックスはどのタイプ?
防犯性能が高い宅配ボックスは、壁埋め込み型や設置型のタイプです。
ボックスをしっかりと施錠することが可能で、かつボックス自体を持ち去れないつくりになっていることで、防犯性能が高くなっています。
戸建てに設置する宅配ボックスに対して補助金は出る?
戸建てに設置する宅配ボックスに対して、補助金が出るケースがあります。
宅配ボックスの補助金制度は自治体によって内容が異なります。
対象となる自治体における制度内容を確認してみましょう。
受け取れる補助金は、宅配ボックスの設置にかかった費用の20〜50%程度の金額で、上限金額が設けられているケースが多くあります。
戸建てに宅配ボックスを設置して快適な生活を送ろう
戸建てに宅配ボックスを設置することで、得られるメリットは多くあります。宅配ボックスはマンションだけのものではないので、戸建てにも設置することでより快適な生活を送りましょう。
建匠では、一組ひと組のご家族に合ったオンリーワンの家づくりを提案しています。些細なお悩みやご要望にもお客様に寄り添って提案いたします。ぜひ一度、ご相談ください。